結果的にはこの最終面接で落ちてしまい、アナウンサーの勉強をしている際に友人に紹介されたセント・フォースに所属。
その後、巡り巡って、面接では落ちてしまったフジテレビの「めざましテレビ」朝のお天気お姉さんとして芸能界デビューを果たしたのだった。
人気絶頂から一転
デビュー当初からその可愛らしいルックスで人気を得た皆藤愛子。オリコンの「好きなお天気キャスター・気象予報士女性」では3年連続で1位に輝いたことも。
また、アナウンサーではなく天気キャスターながら、2009年のオリコン「好きな女子アナランキング」では第3位に輝いた。
同年2009年には「めざましテレビ」のお天気キャスターを卒業し、同番組の情報キャスターを務めるように。
その後フジテレビ系のバラエティ番組などにも出演するようになり、さらに活躍の幅を広げた。
2013年からはフジテレビ系列以外の番組にも出演するようになり、人気は飛ぶ鳥を落とす勢いに。
しかし、そんな中でフジテレビ系の生放送『笑っていいとも』で事件は起きたのだった。
それが、のちに皆藤愛子が「干された」とまで言われるようになる原因の、「韓国批判発言」だ。
皆藤愛子の韓国批判発言とは
2011年に皆藤愛子が『笑っていいとも』に出演したときのこと。皆藤は、母親との旅行先であった韓国で怖い体験をしたというエピソードを披露。
タクシーに乗ったが、告げた行き先とは違う、暗くて人気のない場所に連れて行かれそうになり、怒って下車し、怖い思いをしたというものだった。
なぜか話し終わったあと、現場は微妙な雰囲気に。その理由は、スタジオには当日ゲストの韓国の人気グループ「東方神起」がいたのだった。
MCだった元SMAPの中居正広がさりげなく「どこの国ですか？」と聞き返し、違う国名を言わせようと促したのだったが、皆藤はその微妙な空気に気がつかず再び「韓国です」と言ってしまったという。
これがのちに「韓国を侮辱している」「韓国批判発言」などと言われるようになってしまった。彼女は韓国そのものに不満を述べたわけでは全く無かったのだが。
東方神起がゲストとして来場していたことのほかに、当時は韓流ブームで韓国系グループの人気最盛期でもあり、フジテレビは全局をあげて韓国を推していた。