元メンバーの山口達也が不祥事により脱退して以来、実質音楽活動の休止状態が続いているTOKIO。
今年2月に「長瀬智也はジャニーズ事務所を数ヶ月のうちに退所し、TOKIOも解散する」という疑惑を『週刊文春』が報じて以来、不安定な状態が続いている。
そんな中、「暴走中」と揶揄される長瀬智也の動向が注目されている。TOKIOの解散説も現実味を帯びてきたようだ。
友人・窪塚洋介も証言
長瀬のTOKIO脱退・ジャニーズ退所疑惑が報じられて久しいが、今もその疑念は消えないどころか加速化している。
実は長瀬の脱退疑惑自体は、元メンバーの山口の脱退以降からずっとあったもの。そして、長瀬本人も一部の親しい関係者等には退所の意向を伝えていたとも言われている。
そんな中で前社長のジャニー喜多川氏の逝去があり、実行に至らず後手後手に回っているというのが実のところのようだ。
今年に入ってからの報道時には、取材に対しても長瀬本人が否定しなかったということも大きく取り沙汰された。
4月には『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)で長瀬と共演し、息の合ったコンビを演じた窪塚洋介も、長瀬の脱退意向を暴露。
[adsense]インスタライブを開催し、ワインボトルをラッパ飲みする“おうち時間”を披露しながら、「長瀬くんもジャニーズ引退するって言ってたよ」とさらりと言ってのけたのだ。
退所決意の理由は?
長瀬がジャニーズ退所を決意した理由は、山口の脱退以降、グループの音楽活動が停止していることに起因しているという。
そもそもTOKIOは、ジャニーズの中でも異質な「バンド好き」が結集したバンドグループ。
アイドルでありながら、本人たちはアーティストとしての誇りを胸に携えて活動してきた経緯があり、ダンスをメインにパフォーマンスを演じる本来のジャニーズの中にあって異種的な存在でもある。
中でもフロントマンである長瀬は、人一倍音楽へのこだわりが強いのだとか。俳優という一面もあるが、やはり長瀬の核にあるのは音楽活動。
このままグループとして音楽活動ができないようであれば、長瀬は今後のTOKIOに自分を表現できる場所がないと感じていたようだ。
この問題についてはTOKIOのメンバー間で話し合っても一向に解決できず、さらには事務所に相談しても望んでいる方向に進まないことなどから、長瀬は最終的には退所の意向を固めたようだ。
長瀬の暴走!電話も無視

芸能界でもひときわその仲の良さで知られてきた彼らだが、山口が脱退してからはその歯車が狂い始めた。
長瀬は俳優仲間や私生活で知り合った友人と付き合う中で、ジャニーズアイドルとしての自分に疑問を持ち始め、現在は音楽と趣味のバイクが最優先の生活を送っているという。
コロナ禍で外出自粛中は、同じマンションに住む友人の家と自宅を行き来しているという。テイクアウトした食事をしながら、忙しいときには見られないような海外ドラマをイッキ見したりと楽しんでいるようだ。
そんな長瀬だが、TOKIOへの活動に興味を失いつつあるのはどうやら明白だという。
5月中旬、コロナ禍の特別体制で放送された『TOKIOカケル』(フジテレビ系)の総集編で、リーダーの城島茂だけが収録に参加し、ほかのメンバーにアポなしで電話をかけるという企画でのことだ。
長瀬は、TOKIOのもう1つのレギュラー番組『ザ!鉄腕DASH!!』(日本テレビ系)でも担当していたカレー企画がついに完結を迎え、3月末に出演したきり。
[adsense]2か月近く姿を見せていなかったこともあり、久々の登場が期待されていた。
しかし松岡昌宏と国分太一がそれぞれ電話に出て、ドラマ撮影のための体形管理や子育てについて自らの近況を語る中、長瀬は電話にすら出なかった。
これにはファンメンバーもがっかり。“仕事中で電話に出られませんでした”とテロップが出たが、それが真実であることをファンはただ願うばかりのようだ。
翌週はリモート出演した長瀬だが、熊のように伸びた髭を見て、メンバーがびっくりしており、本当に久しぶりに顔を合わせたというのが見て取れた。
ファンの不安も最高潮か
[adsense]そんな中で、ファンの不安がMAXまで高まったのがジャニーズ事務所がコロナ禍に結成した期間限定ユニット『Twenty★Twenty』(略してトニトニ)へのTOKIOの不参加。
不祥事を起こしたNEWS手越などのメンバー以外のジャニーズタレントは全員参加しているという同ユニットにTOKIOの名前がなかったのも、どうやら長瀬の意向とのこと。
Mr.Childrenの櫻井和寿が制作することで長瀬も興味はあったようだが、自分たちの音楽活動が認められないのにチャリティソングへの参加はできないと拒否したという。
TOKIOの音楽性についてはリーダーの城島も長瀬に任せているようで、強要することはしなかったのだろう。
退所はいつ?五輪までは安全説
このようにたびたび語られている長瀬の脱退やTOKIOの解散疑惑だが、延期決定後も東京五輪のアンバサダーを継続して務める予定でいる。
東京五輪は、ジャニー喜多川氏も楽しみにしていたビッグイベント。開催前にTOKIOのフロントマンである長瀬が欠けることはあり得ないだろう。
長瀬が脱退する際にはTOKIOも解散するのが当然だろうが、少なくとも五輪開催までは安心してよさそうだ。