休止期間中は、生まれ故郷のドイツで治療と療養に専念した。「活動休止期間中、マリウスは学業を通じて様々な世界に目を向けたことにより『国際的に活躍することができる人物を目指したい』という新たな夢と出会いました」と説明した事務所。
一方で、活動の再会を心待ちにしているファンの期待に応えたいという思いも強くあったため結論に至るまでの間、何度も自問自答したというが、「最終的には新たな夢に挑戦するため芸能界から引退することを決断いたしました」と明かしている。
「復帰が思い描けなかった」本音を吐露
本人の言葉でも説明があった。2018年4月から上智大国際教養学部に通い、2020年9月から米スタンフォード大のオンラインコースも受講していたが、2021年夏から学業を再開し、同9月にスペインの大学に編入したことを報告。
療養し、日常生活を取り戻す中で、「日本に帰国して芸能界に復帰するという未来図を描くことがどうしてもできなかった」と正直な思いを吐露した。そして、メンバーや事務所と話し合いを重ねた末、「今年の年末に卒業することになりました」とした。
現在、大学では政治、哲学、法律、経済学、国際弁護の勉強をしているとし、「まずは無事に卒業することを目標にして、今の夢としては将来、これらの知識を活用し、世界中の困った人たちや国際社会の役に立てる人間に成長していきたい」と語った。
またファンに対しては、「皆さんが示してくれた愛、そして僕が受け取った愛は、永遠に僕の心に残ります。アイドルになったことを後悔したことは一度もありません。Sexy Zone、ファンの皆さんと過ごした年月は、僕のかけがえのない財産です。未来のどこかで僕たちの道が重なる日まで、皆さんの健康と幸せを祈っています」とメッセージを送った。
