と謙虚な姿勢を見せている。また、けいこの中で特に苦労しているのはダンス面だという。ドラマ・映画専門でやってきた俳優がミュージカルに初挑戦したとき、多くの場合はここで困難にぶち当たるのではないだろうか。
「振付けを覚えるのが難しくて、誰よりも覚えるのが遅かった」と恥ずかしそうにしながらも、「1日1つでもクリアしていこう」と前向きに取り組んでいると語った。
また、けいこの中では「自分のできなさ、おぼえの悪さに直面している」と謙虚に語り、共演者たちについては「本当にやさしくて、常に助けてくれて、的確なアドバイスくれる」と感謝しきりの様子。
けいこ場独特の緊張感はある一方で、「笑いにあふれて、ただただ楽しい現場」であり、「(共演の)お姉さま方もお兄さま方もすごくやさしい」とし、充実している様子をうかがわせた。
昨年1月俳優デビュー 絶賛の嵐に戸惑いも
水嶋は、昨年1月にドラマ『直ちゃんは小学三年生』第3話(テレビ東京)で俳優デビュー。同ドラマでは、成人ながらに、柔らかな雰囲気で友達に寄り添う一方で、男女差別に疑問を持つ小学生役を演じ、好評を得た。
今春に美術大学を卒業したばかりの22歳だ。また、今年5月にはNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演。黒島結菜演じる主人公と料理対決をする、他校の生徒役のうち一人を演じた。
この度の舞台『シンデレラストーリー』公演初日には、母・斉藤由貴の名曲「予感」で歌手デビューも果たした。芸能生活における現状については、「自分が想像していたよりずっと今やっていることが楽しい」と充実感をにじませ、今後については「映画が好きなので映画に出てみたい」と語った。