「岡村君がNSCの9期生で、うちが8期生。1年違いやけど、年は全然、岡村君の方が上やけど。3回くらいちゃうかな？まったく会わへんかったね」と、ほぼ同期にもかかわらず岡村隆史との共演が少ないことを不思議がった。
すると、そんな千原ジュニアの元にナイナイ岡村からVTRメッセージが届いた。「ジュニアさん、脱出島いかがでしょうか？」というあいさつに続き、千原ジュニアとの「不仲」「共演NG」の噂の真相に迫る驚きの告白を始めた。
「ジュニアさんとは共演NGなんじゃないかとか、不仲なんじゃないかというふうに言われることもあるんですけど、本当のことを言うと、僕が逃げ回ってた。ジュニアさんから逃げ回っていたというのが正解でして」とその真相を打ち明けたのだ。
「ジャックナイフ」千原ジュニアが怖かった
千原ジュニアといえば、今でこそ優しい姿や聡明な発言、仲間への温かい言動などもうかがえるが、若手当時はとがりまくったキャラクターで知られ、たびたび喧嘩をしていたとも言われ、付いたあだ名といえば「ジャックナイフ」だ。
ナイナイ岡村は「ジュニアさんは覚えてないって言わはるかも分からないですけど」と前置きし、千原ジュニアを恐れることになった原因を明かした。というのも、大阪の芸人が集まるクラブで、怒り狂ったジュニアの大立ち回りを目撃したことがあるというのだ。
「そこでジュニアさんがめちゃくちゃケンカしているのを見て、それが原因でなかなか共演もできなくなってしまった、というのが本当の話です」と説明した。千原ジュニアはその真相について、特に否定することもなく、ナイナイ岡村の言葉をにこやかな表情で聞いていた。
ナインティナインの上京物語 /大和書房/黒澤裕美
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