医師「覚悟してください」臨死体験も
今回ラジオで話していたエピソードの詳細も含めて、今年に入ってからインタビューに応える形で話していたことがある小倉智昭。「FNNプライムオンライン」から、インタビューの全文を確認することができる。
インタビューでは「『(とくダネを)卒業してから何をやっていますか?』と聞かれると困るんだよ、病院に行くか家にいるかみたいな生活だからね。少しでもしゃべれる機会があればやりたいんだけど、体が言うこと聞かなくてね」と現在の生活について話した。
2016年に早期の膀胱がんであることを公表し、その2年後に膀胱を全摘出。そして、2021年『とくダネ!』が終了した約半年後に、肺への転移を公表した。『とくダネ!』終了までの道のりは、小倉にとっては暗中模索状態であったそうだ。
2021年から抗がん剤治療を始め、心配されていた副作用もなく、また効果も覿面だったという。そのまま順調に治療が進むかと思いきや、昨年の夏に突然副作用が出始め、昨年10月の段階で「ナイツ」のラジオ番組で話していたような状況になったようだ。
そのため慌てて緊急入院になったといい、「そこから初めの1週間くらい、僕は記憶がない。もう意識ももうろうとして、家内は医師から『覚悟してくださいって』言われたらしく、本当に危なかったみたい」と、生死をさまよう状況だったと語った。
「誰だか分からない色んな人が、橋を渡って迎えに来るの。俺は行かないって言ったんだけど、今となっては笑い話だけど、本当にこういうのって見るんだって驚いたよね。何とか戻ってきたけど」と、緊急入院中には臨死体験をしたとも語った。