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二階堂ふみエールの歌はうまい?非難殺到の原因とは

NHKの人気連続テレビ小説「エール」。コロナ禍で4月から休止していた撮影も6月16日、再開されたというニュースが入ってきた。

窪田正孝が演じる主人公・裕一は、昭和の大作曲家である古関裕而がモデル。その妻・音を演じる二階堂ふみの歌声が、番組好調の一因だといわれている。

そんな二階堂ふみがエールの主人公の妻・音役を射止めたにあたって、実は関係者からは非難が殺到していたのだという。

二階堂ふみの略歴がこちら

沖縄県那覇市出身の二階堂ふみ。12歳の時にフリーペーパー『沖縄美少女図鑑』Vol.4掲載のグラビアでデビュー。

そのグラビアがマネージャーの目に留まり、現地沖縄に駆けつけたマネージャーによってスカウトされ、芸能界入り。

その後は新垣結衣、岡本玲などもファッションモデルを務めたティーンズ向け雑誌「ニコラ」のモデルとして活動。

女優としての活動期間は実は長く、2007年すでに12歳のときにドラマ『受験の神様』で女優デビューを果たした。

NHK大河ドラマ「西郷どん」、映画「ヒミズ」「悪の教典」「翔んで埼玉」などでの活躍が注目され、今や若手トップ女優の一角だ。

その活躍ぶりや演技力の幅の広さ、容姿などから、「ポスト宮崎あおい」と称されることも多い。

なぜ非難殺到?原因は朝ドラ

朝ドラの「エール」で、二階堂演じる「音」は歌手を目指しているが、音楽学校の記念公演のオーディションに合格したのが第9週。

オペラを歌う二階の姿に、ネット上でも驚きの声が挙がった。その週の平均視聴率が21.3%で、次の週も二階堂の歌がフィーチャーされ21.2%と好調を維持しているという。

二階堂の歌は、現場スタッフも驚くほどうまいそうだ。ただ本人は『納得いかない』と悔しそうな顔をするときもあるとスタッフは語る。

二階堂は今回、約2800人が集まったオーディションに参加し、主人公の妻である「音」の役を射止めたが、当初は一部に反発する向きもあったという。

「『二階堂がオーディションを受けている』と聞き、ベテランスタッフの中には不満を漏らす人もいた。新進の女優を見出してこそ朝ドラ、と考えるスタッフも多いからです。しかし二階堂さんは歌のレッスンを積んで審査に臨み、役を掴んだ」

と現場スタッフが打ち明けたように、二階堂はどうしてもこの役を獲得したく、念入りに準備をして臨んだようだ。

バラエティ番組などの出演もあり、すでに女優としての知名度が高い二階堂の朝ドラ出演に反発する向きもあったが、二階堂にとっては譲れない役どころだったようだ。

この役が欲しかった理由について、「沖縄戦を体験している祖母やその世代の人たちの思いを大事にしたいという気持ちが高まっていた」と二階堂は周囲に語ったという。

東京出身の父と沖縄出身の母との間に生まれ、自身も沖縄で生まれ育った二階堂ふみ。沖縄出身者として、どうしても譲れない思いがあったのだろう。

しかし、知名度やコネではなく、しっかりと訓練を積み、オーディションで実力で役を勝ち取ったわけだ。誰も文句は言えないだろう。

二階堂がレッスンに真摯に取り組む姿は、同番組の公式ツイッターにもしっかりとキャッチされていた。

「やがて裕一と音は戦争に巻き込まれる。二階堂さんは古関裕而が妻と交わした手紙を読んだり、役作りに余念がない」

とNHK関係者は二階堂のドラマへの姿勢をたたえる。しかし、演技には問題がなくても、歌には悩んでいたという。

「昨年7月から歌唱指導の先生に定期的にレッスンを受け、オペラの発声や発音を学んでいたが、第9週では納得のいく歌声が出せず、苦心していた」

と、視聴者からは高評価の第9週も、実際には現場では大変なムードだったようだ。

二階堂ふみを救ったのは柴咲コウ

そんな悩める二階堂ふみに救いの手を差し伸べたのは、ドラマ内で二階堂の演じる音の恩師役・柴咲コウだったという。

休憩中も2人は、『どう表現する?』と相談して、本当に恩師と弟子のような雰囲気だったそうだ。

柴咲は女優のかたわら歌手でもあるが、さすがにオペラは今回の「エール」が初体験。

二階堂と同じくオペラ独特の発声方法には苦戦していて、二階堂のことを『勝手に同志だと思ってる』と周囲に語っているという。

またあわせて、音の母親役である薬師丸ひろ子も、二階堂の心を癒しているようだ。

ドラマでは薬師丸が二階堂の手を握って話す場面があるが、撮影の休憩中にも彼薬師丸は二階堂の手をぎゅっと握って談笑していたという。

ベテラン女優たちの支えもあって、二階堂もご満悦のようだ。慣れないオペラは大変だろうが、乗り越えて視聴者の期待に応える姿を見たい。