世界中で未だに終息の見えない新型コロナウイルス。経済への打撃は計り知れない状況となっている。
そんな中、世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏の発表に注目が集まった。
終息に向けた「道のりはまだ長い」との認識との発言に加え、新型コロナウィルスは消滅しない可能性があるというのだ。
新型コロナウィルスは消滅しない?
5月13日に世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏より発表された新型コロナウイルス情報。
[adsense]今回パンデミックとなっている新型コロナはヒト免疫不全ウイルス(HIV)と同様、消滅しない可能性があるという。
「新型コロナがエンデミック(一部の地域で通常の範囲内で広がっている状態)になり、決して消滅しない可能性がある」
つまり、世界のどこかで新型コロナウィルスは猛威をふるい続け人の移動によってエンドレスに広がり続ける可能性があるというのだ。
世界保健機関(WHO)が考える消滅時期

世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は、新型コロナウィルスについて消滅しない可能性に付け加え、
「現実的に考えることが重要で、新型コロナの消滅時期は誰も予想できないと思う。」
と語っている。しかし、その可能性は100%というわけでもないようで、コメントの最後には、
「新型コロナは長期的な問題に発展するかもしれず、そうならないかもしれない」
[adsense]との発言も。今後の発表、新型コロナウィルスの第2・第3波の情報にも注目したい。
経済活動はどうなる?
日本でも緊急事態宣言を一部解除するということが報じられている中、今回の発表に世界中が衝撃を受けているようだ。
流行で休止状態にあった経済は、再開に動き出した矢先の終息に向けた「道のりはまだ長い」との認識に落胆する人も多い。
「新規感染を検出する能力を持たずにロックダウン(都市封鎖)措置を緩和すれば、公共衛生と経済破綻の悪循環に陥ると懸念している」
とのコメントのように、現段階のリスク評価を低減させるにはウイルスの「徹底的な制御」が求めらるとした。
まだまだ自粛は続きそうだ。
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