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羽生結弦ツイッターで初代MVS獲得の喜び報告!どんな賞?

国際スケート連盟(ISU)が新設したフィギュアスケートの「ISUスケーティング・アワード」で、羽生結弦が最優秀選手賞(MVS)を受賞した。

羽生は現在冬季オリンピックを圧巻の2連覇中。受賞に際し、日本スケート連盟のツイッターで感謝と喜びのメッセージを発信した。

さっそく世界各国の名だたる元スケート選手たちからも、羽生の栄えある受賞に祝福の声が多く集まっているようだ。

MVSとはどんな賞?

出典:日本スケート連盟公式Twitter

「ISUスケーティングアワード」は、2019-2020年のこのシーズンに新設された賞。

同アワードは本来は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった3月の世界選手権(モントリオール)の最終日に実施される予定だった。

世界選手権女王に2度輝いた安藤美姫ら審査員が最終選考を担当した。羽生の獲得したMVS含め、アワードには計7部門が存在する。

羽生の獲得した最も栄えあるMVSとは、Most Valuable Skaterを意味しており、「最優秀選手(スケーター)賞」と翻訳できる。

最優秀選手(スケーター)であるMVSの選考基準には、2019-20期の成績のみならず「ファンの人気、メディアの注目度、スポンサーの獲得によってフィギュアスケート競技の大衆化とレベル向上に貢献したスケーター」と示されていた。

羽生の演技後には常にプーさんのぬいぐるみでリンクが埋めつくされるなど、人気抜群なのは否定しようもない事実だが、羽生に関してはもちろん成績面も文句のつけようがない。

14年ソチ五輪で男子アジア勢初となる金メダル。18年平昌五輪ではディック・バトン氏以来66年ぶりの冬季大会2連覇を果たした。

GPファイナルは13年から16年まで史上初の4連覇、世界選手権優勝2度。そして今年2月の4大陸選手権を初制覇した。

今回のグランプリファイナルは銀メダルとなったが、それでもこれまでの功績や他の大会でおさめた成績を思えば受賞は不思議ではないだろう。

更に今季はスケートカナダ、NHK杯は300点の大台を超えての優勝を果たした。

MVSには羽生のほか、ネーサン・チェン(米国)、ガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組(フランス)が最終ノミネートされていた。

また併せて羽生は、衣装に関するBest Costume(ベスト・コスチューム)にもノミネートされていた。

初代MVSとなった羽生は今月11日に行われたオンラインによる表彰式にリモート形式で出席した。

日本スケート連盟の公式ツイッターで、羽生は喜びを報告。以下のように胸中を語った。

「羽生結弦です。このたびは、このような賞をいただけて大変光栄に思っているのと同時に、まさか賞をいただけると思わなかったので、とてもビックリしています」

「この賞をいただけたのも、ノービス(ジュニアの下のクラス)時代、ジュニア時代、オリンピック、グランプリファイナルなど、さまざまな場面で応援をしてくださった皆さまのおかげだと、またあらためて思うことができました。いつも応援していただき、本当にありがとうございます」

と、驚きや喜びとともに関係各者へ感謝の意を述べた。また締めとして、新型コロナウイルスなどの現況にも言及。

「今、新型コロナウイルスや豪雨災害など、大変な状況が続いています。どうか、お気をつけて、お過ごしください。また、これ以上、被害が拡大しないことを祈っています」

また、国際スケート連盟(ISU)は公式インスタグラム(@isufigureskating)に受賞者の喜びの声をまとめた動画や、受賞者ごとに作成された昨季の氷上のダイジェスト映像をアップ。

羽生については、「彼が氷に触れるたびに私たちは感動し、心を奪われます」と紹介した。

レジェンドたちも祝福

初代MVSに輝いた羽生を、フィギュアスケートにゆかりのあるレジェンドたちも各国から。

ロシアの国営通信社「タス通信」によると、「金メダルメーカー」とも称され、浅田真央含め多くの名スケーターを指導してきたロシアのタチアナ・タラソワコーチも羽生を高く評価。

「ネイサン(チェン)は今年ブレークスルーを果たしました。ただ、羽生はそのスケートと深みで男子シングルの世界を変えた。この世界で最も輝くスターです」

と、今回のアワードによる羽生の選出は“順当”との評価を下した。

羽生にとって憧れの存在のトリノ五輪金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ氏も、祝福の言葉を以下のように「RIAノボスティ」に発表。

「異論はないだろう。羽生結弦は2度の五輪王者です。世界中のスタジアムにファンを集め、モスクワのGPでは日本のファンで、アリーナの50〜70%が埋まります。結弦はフィギュアスケートのナンバーワンの男です」

羽生もあこがれの存在からこのように評価を下され、感動もひとしおであろう。