吉田拓郎が引退!LOVELOVEあいしてる最終回あいみょん・さんま・キムタクら豪華ゲスト

このたび引退を決意した背景には、やはり年齢のことが大きく、「当時のような声が出ない」と近年では語っていたという。コンサートも、コロナの影響で2019年の開催が最後となっていた。

引退への心づもりは以前からあったものと思われる。実は公式サイトも、すでに閉鎖されていた。「2022年内での活動終了」を表明しており、今後はコンサート等も予定していないと思われるので、今回の「LOVE LOVE あいしてる」への出演は「最後のテレビ番組出演」であるのと同時に、彼の歌声を聞く最後のチャンスだったのではないだろうか。定期出演しているラジオについては12月までは出演する予定のようだ。

最終回はゲスト多数!さんまや生田斗真ら登場で大盛り上がりに

出典:フジテレビ公式サイト

吉田の“卒業式”となる最終回の「LOVE LOVE あいしてる」では、篠原ともえ、坂崎幸之助(THE ALFEE)らといった番組レギュラー陣(卒業生)に加えて、木村拓哉、あいみょん、女優の奈緒がトーク&ライブで、生田斗真、風間俊介がダンスで、明石家さんまがサプライズで登場し、華やかに盛り上げた。

あいみょんについては、吉田がラジオなどでその音楽を絶賛し、一方のあいみょんもTwitterなどで吉田への敬愛の思いとともに「いつか会いたい」と以前から発信していた。初対面の2人が世代を超えて楽曲制作の苦労や恋愛観などを語り尽くした。

番組の見どころである、オリジナルバンド「LOVE LOVE ALL STARS」のライブパフォーマンスでは全6曲を披露。番組テーマソングであり、吉田拓郎作曲の「全部だきしめて」はもちろん、出演者が歌いたい曲を演奏する企画「LOVE LOVEなうた」も。

KinKi Kidsは吉田拓郎の楽曲「落陽」、木村はKinki Kidsの「硝子の少年」、奈緒は吉田拓郎の「今日までそして明日から」を選曲した。そして、あいみょんは自身の最新曲「初恋が泣いている」をパフォーマンス。

新曲「Sayonara あいしてる」も披露

さらに、今回のためにKinKi Kidsが作曲、吉田が作詞を手掛けた3人による初の合作曲「Sayonara あいしてる」の一夜限りのパフォーマンスにも注目が集まった。

吉田は「番組を始めた頃のことを思い出して、光一くん、剛くんはどんな時間を過ごしたんだろうなと考えて。苦しいことやつらいこと、一人で泣いた夜もあるんじゃないかなとか、そういうもんだよな、人間って。それでも今を迎えて、気持ちよく卒業したいな、と。『LOVE LOVEあいしてる』が僕らを育ててくれた。『ありがとう』と同時にさようなら、長い間お世話になりました、と言いたい気分で書きました」と回想した。

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