今年でデビュー10周年を迎えた石崎ひゅーい。彼のことをあまり知らない方がまず気になるのはその名前のことかと思うが、「ひゅーい」というのは本名である。
その由来はというと、アニメ「巨人の星」の星一徹とデヴィッド・ボウイのファンだった母親が、一徹の息子「飛雄馬」(ひゅうま)とデヴィッドの息子の「ゾーイ」を組み合わせて命名したのだとか。
中学生のときから約10年にわたってバンド活動をするが、2010年にソロに転身。2012年にメジャーデビューを果たす。2015年には演技に初挑戦し、2016年には映画初出演を果たした。
ライブスタイルは基本的には歌のみだが、ピアノやギターによる弾き語りを披露することもある。またライブ中はステージを所狭しと動き回っており、時折一風変わったジャンプ を見せることなどでも知られる。
2018年1月から放送された日本テレビ系ドラマ『トドメの接吻』で主題歌となった「さよならエレジー」(菅田将暉)を楽曲提供したことで、石崎の名前を知った人も多いかもしれない。
2020年7月には、映画『糸』の主題歌として、「菅田将暉×石崎ひゅーい」名義で、中島みゆきの楽曲「糸」を配信限定にてリリースした。この映画でW主演をした菅田将暉と小松菜奈がその後結婚したことでも大きな話題となった。
また、石崎が楽曲提供をしている相手は菅田将暉だけではない。アイドルグループの「エビ中」こと私立恵比寿中学の楽曲「playlist」や、山下智久の「YOU」などの制作も手掛けている。