ロッキン2022コロナ感染で出演キャンセル!払い戻しや代理アーティストはどうなる?

単独コンサートならまだしも、多くのアーティストが参加するフェスにおいては、確かに払い戻しの対応は困難そうだ。

出場者が発表されてからというもの、桑田のほかにも、複数のアーティストがコロナ感染のために出場辞退となった今回のロッキン。「ゲスの極み乙女」のボーカルとして知られる川谷絵音も、コロナ陽性のために直前での変更が色々と起きてしまった。

多くの場合は代理アーティストの出演へと繋がったが、桑田の場合は陽性発覚があまりにも直前だったのと、恒例のトリという立ち位置もあって、他のアーティストへの依頼を見送った可能性も多いにある。

今年のロッキンは千葉県で5日間

すでに開幕している今年のロッキン。茨城県ひたちなか市の夏を盛り上げてきた日本最大級の野外音楽フェスである「ロッキン」だが、2022年からは千葉市中央区の「蘇我スポーツ公園」に会場を変更。

年々規模が大きくなり、2019年には過去最多となる33万人の人を集めたロッキンだったが、コロナ禍が始まったことにより、2020年には開催中止に。

翌2021年には5日間の日程で開催すると発表し、来場者の距離を保つために1日あたりの収容人数を例年の半数以下に減らすほか、7か所あったステージを1か所にして、人の移動を抑える、アルコールの持ち込みや、歓声を含めて大声を出すことは禁止するなどの感染対策を示し、出場者も発表されていたものの、地元医師会からの要請を受けて再度中止となった。

そんな背景もあり、会場が変わって開催されることとなった今年のロッキン。これまでの開催場所であった茨城県の国営ひたち海浜公園については、ロッキンの「何十周年」といった記念の際には再び使用したいというのが運営側の意向のようだ。

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