【紅白歌合戦】出場歌手決定!なにわ男子・緑黄色社会ら初出場 アイドル界に明暗

同じく白組で初出場となる「なにわ男子」の大橋和也は、「なにわ男子7人、グループとしての夢は何があるだろうと考えたときに、満場一致で『紅白歌合戦に出る』ということだったので、今年出られることがすごくうれしいです」と喜びを伝える。

「見てくださった方々に幸せをいっぱい届けられるように歌いますので、皆さんどうぞよろしくお願いいたします」と笑顔を浮かべた。

韓国勢の出場数多く一部では不満も

今年の紅白歌合戦では、韓国の女性5人組グループ「LE SSERAFIM(ル セラフィム)」、女性6人組「IVE(アイヴ)」、男性11人グループ「JO1」が、それぞれ初出場を勝ち取った。

また他にも日本、韓国、台湾出身のメンバーからなる女性9人組「TWICE」が3年ぶり3度目、今月東京ドーム公演を成功させたばかりの「NiziU」が3年連続出場。韓国と関連のあるグループが大挙到来している。

LE SSERAFIMは、「HKT48」、「IZ*ONE」(アイズワン)でも活動したサクラこと宮脇咲良、カズハこと中村一葉の日本人メンバー2人を含む5人組だ。今年5月、世界的な人気を誇る「BTS」所属のHYBEレーベルズからデビューした。

デビューアルバムは日本、ブラジル、シンガポールなど世界13カ国・地域でiTunesアルバムチャートで1位を獲得するなど、またたく間に世界的人気に。デビュー曲「FEARLESS」のミュージックビデオ(MV)は、YouTubeの再生回数が1億2500万回を突破するなど、SNS時代の波に乗ってデビュー年からスタートダッシュに成功した。

会見でサクラこと宮脇は、「こんなにも早く紅白歌合戦という大きな舞台に立たせていただくことになってとても光栄に思っております。素敵なステージを作り上げたい」と誓った。宮脇はHKT48時代の2014年に同番組に初出場。そして2016年にはAKB48「夢の紅白選抜」でも出ており、異なる3グループでの紅白出場となる。

韓国勢の大躍進の一方で、日本国内のアイドル界では明暗が分かれている。2019年まで11年連続で出場をしていたAKB48は今年も出場とならなかったほか、今年出した楽曲「花は誰のもの?」が話題となり、初出場を狙ったSTU48が出場とならなかった。

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