ドラマー田中裕二さん死去の安全地帯が37年ぶりNHK紅白歌合戦出場へ

ドラマー田中裕二さんの死去発表と同日

「紅白」出場決定が具体的にいつだったのか、出場発表はもともとこの日を予定していたのか、などの具体的な前後関係は定かではないが、同バンドのドラム・田中裕二さんが、今月17日に死去していたことが、バンドの公式サイトで発表されたばかだ。享年65歳。

奇しくも田中裕二さんの死去公表日と、NHK紅白歌合戦出場決定の発表日が同日となり、NHKは公式サイトで「心より哀悼の意を表します」と悼んだ。

田中裕二さんは2019年に脳内出血のため入院し、療養のためバンド活動を休止していた。今年11月17日に開催された安全地帯40周年の記念ライブにも、田中裕二さんは出演していなかった。

バンドの公式サイトは「ファンの皆さま、関係者の皆さま いつも安全地帯を応援していただき、誠にありがとうございます。40年という長きにわたっての多大なるご支援に、こころより感謝申し上げます」と切り出し、ドラマーの田中裕二さんについて、

「安全地帯 田中裕二につきましては、かねてより療養中でありましたところ、2022年12月17日の夜、ご家族に見守られながら永い眠りにつきました」

とつづった。通夜・葬儀は親族のみで今月22日にすでに営まれたという。あわせて、「尚、マスコミの皆さま方におかれましては、ご遺族及び安全地帯メンバーの心中をお察しいただき、取材はお受けすることができませんことをご理解賜りますと幸いです」とした。

最後には、「ここに生前のご厚誼に深謝しますとともに、これからも安全地帯を温かく見守っていただけますよう、お願い申し上げます」と締めくくった。

同日に報じられたこの2つのニュースを受けて、TwitterなどのSNSでは、「田中さん、ご冥福をお祈りします。大晦日は紅白で安全地帯を見よう」「熱い思いも込めた音楽で田中さんを送り出して貰えたらと願います」「紅白出演、田中裕二さんも出演されるものとして見届けます 今までありがとうございました」と、田中裕二さんへの追悼や安全地帯へのエールが相次いでいる。

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