9日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、ゲストで登場した2018年のM-1王者・霜降り明星にダウンタウン・松本人志がコメントし注目を集めている。
2018年M-1グランプリといえば、番組の放送が終了後、審査員を務めた上沼恵美子への暴言動画を配信したとろサーモン・久保田かずのぶとスーパーマラドーナ・武智正剛の問題が話題となっていた。
しかし、9日放送の「ワイドナショー」では、松本人志も絶賛するほどの実力の持ち主だと2018年のM-1王者・霜降り明星が話題となっている。
2018年M-1王者・霜降り明星
2018年M-1グランプリ14代目王者となった霜降り明星(しもふりみょうじょう)は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー(吉本興業)所属。よしもと漫才劇場に出演中の注目のお笑いコンビ。
ツッコミ担当の粗品とボケ担当のせいやで結成された霜降り明星は、粗品がお笑いをやるために大学を中退し、ピン芸人として活動中に当時大学生だったせいやと出会いコンビ結成を決めたという。
「こいつが一番おもしろい奴。こいつと組んだら、もっとおもしろいネタができる」
と思った粗品が、ずっとコンビを組もうとせいや熱心に誘い続けていたという結成エピソードが有る。
粗品
芸名には「『つまらないものですが…』と謙虚な姿勢で」の意味を込めている粗品は、同志社国際高等学校在学中から学生芸人として活動開始。
19歳の若さでオールザッツ漫才で優勝し注目を浴びた。大阪府出身で顔が小栗旬に似ており、「スプーンに映って歪んだ小栗旬」と例えられる。
ピン芸として活動していた粗品の芸風は、病院から抜け出してきた男という設定のもと、パジャマ姿でハイテンポなフリップ漫談を行うのが有名だ。
せいや
霜降り明星のボケ担当せいやは大阪府出身。東大阪市立盾津中学校、大阪府立布施高校、近畿大学卒業。
ものまねが得意で、武田鉄矢や坂田利夫、笑福亭仁鶴、シャンプーハットてつじ、桑田佳祐などのレパートリーがある。
一度見た映像を脳内に映像として残しておけることやそれを再現できる記憶力があるというすごい特技の持ち主。
アグネス・チャンのファンで15歳のときにファンクラブに入会。エピソードとして、アルバイトで皿を一気に40枚割る、カレーうどんに麺を入れ忘れるなどポンコツだと言われることが多いそうだ。
霜降り明星の芸風とは
主に漫才を芸風としている霜降り明星のネタは、テーマを決めて別々に持ち寄ったアイデアを出していき、パズルのように組み合わせながら作っているという。
漫才のネタ中やフリートークでせいやの特技であるモノマネを披露することが多い。柔道着を着たハイテンションのピンネタ「なんなんじゃそりゃ」というリズムネタも人気。
粗品・せいや共にR-1グランプリに出演し一人でも笑いを取れる実力の持ち主。「オールザッツ漫才2017」やR-1ぐらんぷり2018で話題を集めた。
ワイドナショーに出演
「M-1グランプリ2018」で、4640組の中から栄えある14代チャンピオンに輝いた霜降り明星。初の平成生まれ&M-1史上最年少の優勝コンビとなった。
9日に放送されたワイドナショーに出演した際にダウンタウン・松本人志から
「粗品はすごい、粗品はすごいと思う」
と、R-1グランプリでピンでもやっていける実力を絶賛。対して、せいやもピンねたを持っているということで披露したが、1ミリも面白くなかったと辛口な意見。
「R-1には絶対出るなよ」
と注意していたが、せいやがそれにめげずに再び別のギャグを繰り出すと、
「前より面白くなってる」
と絶賛。番組の最後には霜降り明星の2人で漫才すると、まだまだ伸びしろはあるとダウンタウン・松本人志は彼らのますますの活躍に注目していた。