恋愛リアリティ番組「テラスハウス」に出演中で女子プロレスラーの木村花(はな)さんが22歳で急死したことを、所属するプロレス団体「スターダム」が発表した。
前日には自身インスタグラムで、
「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね」
と画像とともにアップし話題となっていた。
現在、死因などは明らかになっておらず、スポーツ界にも芸能界にも衝撃が走っている。
女子プロレスラー木村花さん
木村花さんは神奈川県横浜市出身の女子プロレスラーで、その美貌から人気も非常に高かった。
母は女子プロレスラーの木村響子で、父はインドネシア人。
ラウンドガールなどを務めた経歴もあり、またアジャ・コングなどと対戦したことも。
現在までトップ選手として活躍していた。プロレスラーとしての活動のかたわら芸能活動もしており、芸能活動においてはWALK所属。
週刊プレイボーイなどに姿を現したこともある。
目立った芸能活動としては、2019年から現在までテラスハウスの最新シリーズである「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」に出演中だった。
テラスハウスは先日、「ガッキーに似てる」と以前注目を集めた中国人モデルであるロン・モンロウ(龍夢柔)を迎え入れて大きな話題となったばかり。
人気メンバーの急死に、スポーツ界だけでなく芸能界にも激震が走った。
死因は自殺?意味深なインスタ
木村花逝去に関するお知らせというタイトルで発表された、所属事務所からのコメントは以下の通り。
スターダムの公式サイトとSNSで確認できる。
“当社所属選手木村花選手が本日5月23日逝去いたしました。突然のことでファンの皆様、関係者の皆様には深いご心配と、哀しみとなり、大変申し訳ございません。詳細につきましては、いまだ把握出来ていない部分もあり、引き続き関係者間の調査に協力してまいります。木村花選手のご冥福を深くお祈り申し上げます。今後につきましてはご親族と相談の上、お知らせします。また他の所属選手の心のケアにも努めてまいります”
出典:スターダム 公式サイトページ
この通り、発表の段階では死因などは一切明らかにされていないが、当日未明に木村さんは自身のインスタグラムを更新していた。
そこには、自身の飼い猫との「自撮り」写真と共に、
「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね」
と綴られており、意味深な内容となっていた。その時点から木村さんのことを心配をしていたファンも多かったようだ。
誹謗中傷に疲弊?テレビ出演の闇
木村花さんの「自殺」説を後押しするのが、最近はSNSでもリストカットを彷彿とさせる写真や、「愛されたかった」などの投稿が多かったということ。
というのも、前述の「テラスハウス」で同居人とのトラブルを起こして以降、木村さんには根強い「アンチ」がついてしまったようなのだ。
「毎日100件近い率直な意見。傷ついたのは否定できなかったから。死ね、気持ち悪い、消えろ、今までずっと私が1番に思っていました。お母さん生んでくれてありがとう、愛されたかった人生でした。そばで支えてくれたみんなありがとう」
と自身のツイッターに書いていたように、不満をもった視聴者からの負のコメントをたくさん受け取ったことで、精神的に疲弊していた可能性は多いに高い。
現在はこれらの投稿は削除して見られなくなっている。本人の飛躍のための芸能活動がこのような結末になってしまったのではあまりにも浮かばれない。
木村花さんのご冥福を心から祈る。