新型コロナウイルスから生還を果たしたはずの俳優の石田純一がテレビに電話出演したことで、想定外の非難を浴びている。
これには石田を起用したフジテレビも大慌てだということで話題になっている。
コロナ回復も非難殺到の現状
入院が長引いて心配されていた石田だが、今月12日にやっと退院。翌日のフジテレビ系「Live News it!」の電話取材に対応。
さらに14日には、同じくフジテレビ系の「とくダネ!」に生電話で出演した。
石田純一本人としては、自身の無事を伝えたい一心だったのだろうが、想定していなかった事態が起きた。
視聴者から石田に対して、生還に対する叱咤激励の声よりも、非難する声の方が圧倒的に多いという事態になってしまったからだ。
石田に対するコメントは、『無責任』『芸能人だから許されると思うな』『顔も見たくない』というもの。
想定外の不評の多さに、石田を起用したフジテレビも火消しに大慌てだったという。
感染で石田が責められる3つの理由

石田純一が責められているのはもちろん、新型コロナウイルスに罹患したことそれ自体ではない。
世間の怒りを買っている理由は大きく分けて、「なぜ自粛下でゴルフをしたのか」「なぜこのタイミングで沖縄に行ったのか」「行動の裏に女性の影」といった3つなのではないかと芸能関係者は語る。
電話出演した石田の対応は、まず迷惑を掛けた人に対する謝罪や医療関係者に対する感謝の言葉だった。
ここまではよく、丁寧で謙虚な姿勢がうかがえる。しかし石田のコメントを引き続きよくよく聞くと、自分の話ばかり。
報道でもあったようになぜ、女性と食事をしていたのか?
[adsense]なぜ、リモート会議などの手段があるなかであえて体調不良にも関わらず沖縄に行ったのか?
真摯に反省しているならまず、自分の感染経路を明らかにして世間に対して謝罪すべきでは、というのが民意のようだ。
妻である東尾理子にも飛び火となってしまい、「夫を止められなかった」と語る東尾理子には、同情の声と非難の声と両方が上がっている。
実際に石田純一の行動の裏に、各メディアで噂されているような「女性の影」があったのであれば、東尾理子は完全に被害者側であろう。
大荒れのテレビ界・広告界
石田に対してのバッシング騒動は瞬く間にテレビ&広告界に広まってしまい、今では「総スカン状態」に近いのだという。
今回の騒動で沖縄県民を敵に回し、しかも、この緊急事態宣言下にゴルフ場に行って感染してしまったため、ゴルフ場のイメージを悪くしゴルフ関係者からも「嫌われ者」となってしまった。
トラブルメーカーと化した石田を好んで起用するテレビマンはいないのではないか、と芸能関係者は語る。
コロナは克服したものの、このままでは事実上の芸能界引退となってしまうのでは、と芸能関係者も案じているようだ。