お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明と、女優の鈴木保奈美が離婚したことを発表した。この発表は石橋の公式YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で期間限定で公開され、現在はすでにこの動画は見られなくなっている。
ともに過去に離婚歴のあった2人だ。当時2人の結婚は話題を呼び、現在にいたるまでに3人の娘をもうけたが、夫婦生活は22年半で終止符を打つこととなった。今後は「事務所社長と所属俳優として新たなパートナーシップを築いていく」と説明している。
表向きには「子育てに区切りがついたこと」を主な離婚理由としているが、芸能界では、新恋人の存在があって離婚に至ったのだろうと推測が飛び交っている。
今後は仕事上のパートナーに
大物夫婦が22年半の夫婦生活に幕を閉じた。今月16日の午後9時、石橋の公式チャンネルに「石橋貴明、鈴木保奈美から大切なお知らせ」と題した50秒の短い動画が投稿された。
映像や肉声はなく、文章だけが載せられた動画で、「私事で恐縮ですが、私共 石橋貴明と鈴木保奈美は離婚したことをご報告致します」と説明。鈴木は現在も石橋が社長を務める個人事務所に在籍しているが、
「子育てが一段落したことを機に今後は事務所社長と所属俳優として新たなパートナーシップを築いて参ります」
と説明し、離婚後も仕事上の関係は続けていくとした。離婚届がいつ提出されたのかなどは特に公表されていない。この動画は1日限りの公開ということで、当初は「ドッキリでは?」という声もあがっていたが、2人連名の署名などからも、どうやら悪ふざけではないことが窺える。
直筆の署名と共に最後は笑顔のツーショットを披露。「これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します これからも私達は頑張っていきます」と締めくくられた。
W不倫だった?2人のなれそめ
「カ~ンチ!」のセリフが印象的なフジテレビの月9ドラマ『東京ラブストーリー』で大ブレイクした鈴木保奈美だが、このドラマの前後にも、同ドラマのプロデューサーである大多氏や、同ドラマで共演した江口洋介らと浮き名を流した。
特に大多プロデューサーは既婚者で、その当時ではあまり非難されもしなかったものの、時代が時代ならかなりのひんしゅくを買ったことだろう。プロデューサーや名俳優との交際で「魔性の女」として知られた鈴木も、最初の夫との結婚で落ち着いたかに思われたが、結婚生活は3年と長くはもたなかった。
1997年に石橋と前妻、および鈴木と元旦那は離婚した。そして翌年の1998年11月、石橋と鈴木に再婚のニュース。交際もうわさされていない中での電撃ゴールインで、結婚発表の時点で鈴木は第1子を妊娠中だった。
石橋貴明と鈴木保奈美の2人はバラエティー番組での共演を機に急接近し、W不倫の末に結ばれたのだとまことしやかにささやかれている。石橋と前妻との離婚の理由のひとつには「石橋の女性関係」が挙げられているのだが、鈴木以外にも交際女性がいたのかはわからない。
鈴木は1999年に芸能界を一度引退し、長女を出産。2000年に次女、2002年に三女を出産し、とんとん拍子に3児のママとなった。育児が一段落した2011年、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で女優復帰を果たし、以降はコンスタントに仕事をこなしてきた。
本当の理由は新恋人の存在?
このような背景で結婚した2人なだけに、離婚ということでもやはり、新たな恋人がいるのでは?と双方に対して疑いの目が向けられているというのが率直な世間からの反応だ。
今年1月には、都内に鈴木保奈美が別のマンションを購入し、別の新たな個人事務所を設立する動きがあったと一部週刊誌によって報じられた。
また鈴木が昨年末に刊行したエッセー「獅子座、A型、丙午。」の中でも、娘の成長スピードの早さに驚くとともに、「この分だとあと数年で、いなくなるのではないか? 『お母さん』だけじゃない、『私』の人生が戻ってくるのではないか?」などと、ひとりの女性として生きる人生へのあこがれをつづっていた。
その中には、妻として、母として過ごしてきた時間では満喫することのできなかった、「女」としての部分を取り戻したいというニュアンスも含まれているように思われる。
芸能界からの声
お笑いコンビ「トミーズ」のトミーズ雅も、自身が司会を務める番組の中で石橋と鈴木の話題になった際に、新恋人の存在を勘ぐる発言。
「石橋は僕の2個下なんですよ。それで(鈴木は)僕の奥さんの1個下なんです。子供3人。ほぼ一緒なんです。めちゃくちゃ分かる」と自身の家庭と照らし合わせた。その上で、「子どもが手を離れて…。多分これ、(それぞれ相手が)いてるんじゃない?」と推理。
共演者からも「それぞれお相手がいるということですか?」と問われると、「そうでしょう。何もなかったら、別れる理由ないと思う」と明言し、
「普通やったら(子育てが一段落したら)2人で生きていくんですけど、パートナーとしては違うかな、っていうことでしょ?」
と洞察を働かせた。また和田アキ子は、「夫婦のそれぞれのあり方があるからね。子育ても一段落したっていうことでそれぞれの道ってありますけど」とした上で、自身は夫と喧嘩が多く、「腹立つんですよ、本当に。しゃべることがないんですよ。そうなると本当に夫婦はだめですね」とぼやく一面もあった。
また石橋の相方の木梨憲武は、石橋から離婚に関しての直接な報告はなかったとしながらも、「新しいシリーズが始まった、ということだけ」とエールを送るに留めた。
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