「ハリポタ」マルフォイ俳優の現在!アルコール依存で3度施設に

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当時、彼の依存症に対し、事務所やマネージャー、弁護士、元恋人のジェイド・オリヴィア・ゴードンが彼を思って介入してくれたという。恋人とエージェントはリハビリ施設入りをトムに提案したが、当時はとても周りの意見を聞き入れられるような状態ではなかったと明かす。

しかし、ほぼ面識のない弁護士からの言葉に心を動かされたという。それは、「(同弁護士の)キャリアを通して治療を提案した17人中、11人が死亡しており、トムにその1人になって欲しくない」といった訴えだった。

これによって施設入りを決意したものの、入所して24時間も経たないうちに自暴自棄になってしまったという。アルコールが久しぶりに完全に体から抜けたことがきっかけとなったのか、強いフラストレーション状態に陥ってしまい、叫び散らしたという。

そしてしばらくして別のリハビリ施設に入ることになるが、ここでは入院中に女性の部屋にいたところを発見され。退所させられてしまったそうだ。

「心の不調を恥じることはない」メンタルヘルスに持論

数年後、今度は自分の意思で施設入りを決意したという。このときの決意のことを、トムは「人生で最も難しい決断の1つだったと心から言える」と振り返った。

そのうえで、「でも自分に助けが必要だと認めることができ、行動を起こしたという重要な瞬間だった」「もはや、自ら手を挙げ『大丈夫じゃない』と言うことをためらわなかった」と回顧した。

自書においてこれらの経験を綴ることになった背景として、メンタルヘルスに関する持論も語ったトム。「セラピーという考えをカジュアルなものにするつもりは全くない。難しい最初の一歩だ。でも、少しそれを普通なものにしたい」とした。

心に不調をきたすということについて、「こういった感情を持っているのは僕だけではない。私たちはみな、人生のどこかで体の不調を経験するのと同じく、心の不調も経験する。それを恥じることはない」と説明。

このページを書く決心をした理由の一つは、「自分の体験を共有することで苦しんでいる誰かの助けになるかもしれないという希望」だったとし、必要な時にはセラピーを受けるよう読者らにも促す目的で自分の体験を綴ったようだ。

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この記事を書いた人

某鉄道会社で広報を担当のち、脱サラして世界を放浪しているayaです。オランダ移住が目下の目標です。よろしくお願いします。