福原遥は世界一不運?陰湿な意地悪(いじめ)を受けたモデル時代

元子役・モデルで女優の福原遥が主演するドラマ 『アンラッキーガール!』が、読売テレビ・日本テレビ系にて10月7日より毎週木曜23時59分に放送されることが決まった。

本作は、とにかくツイてなさすぎる“世界一不運”な3人のオンナたちが、次々とトラブルに巻き込まれながらも、幸せをつかもうと奮闘していく一話完結のアンラッキーコメディーだという。

実際の福原遥はというと「幸が薄い」というイメージからはかけ離れているが、ティーンズ誌「ピチレモン」のモデル時代には、モデル仲間から陰湿ないじめを受けていたという過去もあり、あながち「不運」というのも間違っていないかもしれない。

福原遥が演じるのは世界一不運な女

出典:クランクイン

ドラマ 『アンラッキーガール!』は1話完結のオリジナルの脚本で、“世界一不運”な3人のオンナたちのうち、福原は福良幸(ふくら・さち)役を演じる。

金運を筆頭にあらゆる運がゼロの福良幸(25歳)、男運も対人運もゼロの朝倉香(31歳)、仕事運ゼロで今は無職の綾波樹(35歳)という、ことごとくツイていない3人が、くじ売り場のボヤ騒ぎがきっかけで知り合うことから話は始まる。

毎回不運な事件やトラブル、災難に巻き込まれるが、「弁護士」と「占い師」の顔を持つ“謎の男”によって、さらに運命をほんろうされてしまう。3人は占いが示すように行動するものの、さらなる不運の嵐に巻き込まれ…。というストーリーだ。

福原演じる福良幸は、金運を筆頭にあらゆる運がゼロで、くじ売り場で働いている。運がないことの連続でここまできた女性で、自分の人生を半ば諦めているという役どころだ。時にはずぶぬれになったり、ケーキまみれになったりすることもあり、福原の体当たりの演技も見どころとなる。

また、ナレーションを務めるのはバカリズム。本作で、ドラマの「語り」に初挑戦する。3人の運の悪いオンナたちの波乱の人生を、ときに優しく、ときに厳しく、大きな愛を持って見守っていく。

福原遥はどんな経歴の女優?

今やモデル、歌手、声優、女優など幅広い活動をしている福原遥。そんな彼女は、小学一年生だった2005年、タレントとしての活動を開始させた。

昔から福原を知っているファンからの愛称は「まいんちゃん」だ。なぜかというと、子役時代に2009年から2013年にかけて放送されたNHK(Eテレ)の料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」にて主人公である柊まいんを演じたことに由来している。福原は本来は左利きだが、この番組中では右手で包丁を使いこなしていたという器用なエピソードも持ち合わせている。

その後、2012年にティーン雑誌「ピチレモン」のオーディションで、応募者9000人の中からグランプリ4名のうち1人に選ばれ、ピチレモンの専属モデルとしても活躍し始めた。

2015年に大手事務所「研音」に移籍してからも、活躍の幅をどんどんと広げている。映画の主演、ドラマ主演だけでなく歌手デビューも果たし、着実にキャリアを重ねている。今年初頭には公式ファンクラブも開設された。

CMなどの出演も多く、各方面から引っ張りだこ。出演している映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」も8/20に公開されたばかりだ。

芸能界の交友関係では、映画「チア☆ダン」で共演した広瀬すず、中条あやみらと仲がいいことでも知られている。平愛梨の妹である平祐奈とも、「もしもツアーズ」での共演を通じて仲がいいという。

また、上記の「アイ!マイ!まいん」が今までの仕事のなかで一番楽しかったと語っており、そのチームとはまた仕事をしたいとインタビューで話していたこともあるので、知られていない交友関係も多数あることだろう。

モデル時代のいじわるが陰湿!相手は誰?

検索エンジンなどで、福原遥の名前とともに出てくるのは、代名詞である「まいんちゃん」の他に、「モデル 意地悪」など。これらは何かというと、福原がティーン誌「ピチレモン」の専属モデルだった頃に受けていた仕打ちが関わっているようだ。

福原遥にモデル仲間がいじめを施している様子は動画にも残っており、誰なのかもはっきりとわかっているが、当人らが当時未成年だったこともあるため、ここでは名前を伏せようと思う。

前述のとおり「まいんちゃん」としてすでに知名度があった福原は、当然「ピチレモン」モデルのなかでも有力な出世株候補だったことだろう。そんな彼女に嫉妬をしたのだろうか、他のモデルからの風当たりは強かったようだ。

動画に残っているのは、福原が他のモデル2人とともに表紙撮影をしたとき。当時、ピチレモンは撮影の様子やメイキングなどを公式動画として配信していたため、読者もこの様子を見られるような状態だったわけだ。

そこには、無邪気にはしゃぐ2人のモデルのかたわらで、明らかに輪に入れてもらえない様子の福原の姿があった。表紙撮影が終わったあと、福原が2人にハイタッチを求めるが無視され、福原は上げた手を下げることもできず、寂しそうにしている様子だった。

これによって福原が意地悪を受けていたことが明るみになり、ピチレモンが上げていた動画はのちのちすべて削除されることとなったようだ。思春期の女の子たちにとってはこのようなことは良くあることかもしれないが、それを読者にも見られるような形で行うことは自分にとってもマイナスになると気づけなかったのだろうか。

「世界一不運」とまではいかないかもしれないが、順風満帆に見えて、このような不幸な過去も持ち合わせている福原。今は1つ1つの仕事で着実にキャリアを積み重ねているようなので、過去の辛いことも糧として活躍してほしい。