移住先をシンガポールに決めた理由については、かつて旅行した時に街の雰囲気などが気に入ったことや、今後強みになるであろう英語・中国語を子どもたちが学べる環境だということも大きかったようだ。
夫・中田敦彦がテレビの仕事をやめた理由は？
吉本興業を相方の藤森とともに退社し、フリーランスとなった中田の現在の肩書きは、フリーランスの実業家、YouTuberだ。教育系のYouTuberとしての地位も固まってきた中田だが、そもそもなぜテレビ界を離れたのかも気になるところだ。
今年５月に自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のトーク」を更新した際に、そのヒントを語っていた。中田は「テレビタレント時代の思い出 つらかったロケ」のエピソードとして、「ロケに行ってさ、3本撮りとかやって『飯を死ぬほど食わせるのやめてくんない？』って思ってた。1日に何店舗も回って、人間が食べる量じゃないだろと思ってた」と不満そうな表情で振り返った。
「1日カメラを回しても、スタジオで（VTRとして）流れる時は20分になっている。もっと効率的にできるものがあるんじゃないだろうか」とテレビ制作の在り方を疑問に思うようになったとも語った。
中田はYouTubeのメインチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』に494万人、サブチャンネルにも63万人もの登録者を抱えている人気YouTuberだ。（※登録者数は2022年11月現在）
吉本興業を退所後、住まいもシンガポールへと移し、日本の芸能界からは距離を置いているのが現状だが、熱心なファンを集めたオンラインサロンの運営など、その活躍ぶりは順調そのものといっていいだろう。
シンガポールという異国の地で家族との時間も楽しみ、仕事もやりたいことを自分主導でフリーに行えている今、きっとテレビの仕事に未練はないことだろう。
