ドラマ「クロサギ」主演はキンプリ平野紫耀!山下智久版から16年

2006年にはTBSにて、当時NEWSのメンバーだった山下智久主演で連続ドラマ化、2008年に映画化された人気作だ。ドラマ版はその際にも金曜10時という同じ枠で、また山下の初単独主演作でもあった。主題歌も山下智久がソロで務めた「抱いてセニョリータ」で、若者を中心に人気を集め、大ヒットをおさめた。

そんな山下から引き継いで第二弾で主役を演じる平野は、以前から「憧れの先輩は山下智久」ということを公言している。ジャニーズに興味を持った思い出の曲としても、山下のソロ曲「Loveless」をあげているほどだ。この役を演じることに喜びもひとしおだろう。

2022年はクロサギ「完全版」!

今作では、2013年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“『クロサギ』完全版”として新たにドラマ化。2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに起こっている詐欺に「クロサギ」が喰らいつくという内容になっている。

「詐欺」が誰にとっても身近な脅威となっている現代の日本で、「クロサギ」がどのように暗躍するのか。さらに、原作完結前の前ドラマシリーズでは描かれなかった、主人公・黒崎vs家族を奪った最大の宿敵の直接対決も今作のみどころとなる。

平野が演じる主人公・黒崎高志郎(くろさき・こうしろう)は、15歳(中学三年生)の時、詐欺被害に遭った父が起こした事件(一家心中)をきっかけに家族を失い、詐欺師への復讐を決意し、「クロサギ」という生き方を選んだ。

黒崎は外見はごく普通の青年であるが、法律に精通し、かなりの演技力を備えている。そんな彼が日ごろターゲットとするのは、父を陥れた詐欺師と同じ、人を騙して金銭を奪うプロの詐欺師「シロサギ」だ。

過去の経験から法律は人を守ってくれないと考える黒崎は、その怒りを原動力にいつかは父を騙した詐欺師・御木本にたどり着くべく、「この世のシロサギを全部喰ってやる」と心に決め、生きる目的としている。

また、シロサギは「例外なく俺の餌である」として目の敵にしている一方で、最終的に一家心中の原因となった銀行と、シロサギに対して無力である警察などの司法関係者に対しても一角ならぬ憎悪を持つ。

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