新海誠監督「すずめの戸締まり」あらすじやキャスト・聖地はどこ?「天気の子」の関係とは

雑誌の特集で特大インタビュー

今月11日の公開を控えて、9日発売の「週刊少年マガジン」50号では、「すずめの戸締まり」の巻頭カラー20ページの大特集が組まれた。同誌でここまで大規模な映画の特集が組まれたのは、「天気の子」以来3年ぶりとなる。

その特集の中では、監督への単独インタビューや、メインキャストを務める声優2名(原・松村)と、新海監督のクロストークなどが展開されている。ここでしか手に入らない特製プレゼントもあり、さらに表紙は本誌のために描き下ろされた鈴芽のイラストと、声優を務める原のコラボ表紙となっている。

アフレコは終わったばかりだといい、クロストークの中では、「アフレコが終わって寂しい」「夏の特別課外教室みたいだった、キャンプみたいだった」「戦友のような気持ち」など、作品を作り終えての気持ちをそれぞれ語っている。

「聖地巡礼」には注意喚起も

アニメや映画における“聖地巡礼”とは、作品の舞台と関係する土地を「聖地」と呼び、ファンが訪れる行為を指すことで知られる。有名なものでは、「エヴァンゲリオン」シリーズの神奈川県箱根や、「ラブライブ!」シリーズの静岡県沼津市などがあるだろう。

実際、2016年に同監督作品『君の名は。』が公開された際は、映画のポスターに使われた神社が名所になるなど、多くの反響があったようだ。

「すずめの戸締まり」の公式アカウントでは、「『すずめの戸締り』ご鑑賞予定の皆様へ」と題し、文面を掲載。事前に以下のように注意を促している。

「ご鑑賞後、本編中に登場する、または関連のある場所への訪問をされる皆様におかれましては、近隣住人の方々へのご配慮、及び節度のある行動、マナーに十分心掛けながらお過ごし頂きます様、お願い申し上げます」とした。

日本中を旅する物語でもある「すずめの戸締まり」の聖地は、物語の始まりである九州では宮崎県、四国・愛媛県、関西では兵庫・神戸、そして東京、宮城などがすでにファンの間では囁かれている。

節度を守った「聖地巡礼」は地域活性化にも繋がるものなので、ファンの皆様にはぜひ、マナーを守った上で巡礼を楽しんでもらいたいものだ。

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