阿部サダヲ主演「シャイロックの子供たち」ビジュアル解禁!主題歌エレカシ書き下ろし

ところがこのたび映画版では、キャストも総替わりする。来年2月17日全国公開の同作品は、小説やドラマ版と異なる展開で、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーだとのことだ。

阿部サダヲが演じるのは、東京第一銀行・長原支店のベテランお客様係・西木雅博。西木は同じ支店で働く北川愛理、田端洋司とともに、「メガバンクから10億円が消える」という銀行内で起こった現金紛失事件の裏側を探るうちに、メガバンクを揺るがすとてつもない事実に辿り着く。

共演には上戸彩、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、橋爪功、柄本明、佐々木蔵之介らが名を連ね、映画「鴨川ホルモー」などで知られる本木克英氏が監督を務める。

予告動画・ポスターなど解禁!

このたび、その「シャイロックの子供たち」の本予告映像と本ビジュアル(ポスター)が解禁された。メインビジュアルでは、主人公を演じる阿部サダヲが札束を握りしめて笑い、その横には「金か、魂か。」というキャッチコピーが書かれている。

90秒の見応えある予告映像では、“メガバンクから10億円が消える”という衝撃的な事件をきっかけに、事件の真相、登場人物たちの思惑や欲望、そしてそれぞれが隠し持つ“裏の顔”に、ベテランお客様係の西木が迫っていく。

また、にこやかな笑みを浮かべるもどこか怪しい“出世したい男”九条(柳葉敏郎)、怒鳴り声を上げる“超パワハラ男”古川(杉本哲太)、「何も知らなかったで押し通すさ」と話す“謎の男”沢崎(柄本明)、“利用する男”石本(橋爪功)など、“裏の顔”がありそうな個性豊かな登場人物が次々と映し出される。

そんな中で疑われたのは、事件の舞台となる長原支店で働く女性行員の北川(上戸彩)。主人公の西木は「絶対に何か隠している」と、大銀行の闇を明らかにするべく切り込んでいく。

予告映像には「半沢直樹」の名セリフ「やられたら倍返し!」も登場。池井戸作品ファンの心をくすぐる内容となっているほか、個性的なキャラクターたちや、意味ありげな文言の数々が散らばり、観賞欲を引き立てる。

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