一方の石橋貴明はというと、お笑いの世代交代や年々厳しくなるコンプライアンスの余波を受けてか、「細かすぎて～」のような特番では未だに影響力が強い存在ではあるものの、テレビの地上波のレギュラー番組は現在ゼロとなった。
その結果テレビからは少し距離ができたものの、「～おかげでした」に携わっていた一部のスタッフらとYouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』を立ち上げ、YouTubeを主戦場とし、新たな道を開拓しているところだ。
同チャンネルは人気芸人がゲストとして登場することも多く、人気チャンネルのひとつになっている。テレビ局関係者によれば、石橋貴明本人も、「テレビから戦力外通告を受けたけど、YouTubeで評価が一変した」と話しているそうだ。
2020年以降は共演なし
石橋貴明の胸中には、このYouTubeチャンネルでもバナナマンと引き続き絡んでいきたいという望みが当初はあったという。しかし、その一方でバナナマンは年々人気も知名度も跳ね上がり、これまで以上にテレビの仕事で忙しくなっていった。
結果、これまで同YouTubeチャンネルでの石橋貴明とバナナマンの共演は実現しておらず、2020年の「細かすぎて～」を最後に、共演がなくなってしまったようだ。「細かすぎて～」にバナナマンが出演しなくなった理由については、フジテレビも明かしていない。
テレビ界を席巻し、多忙を極めているバナナマンと、YouTubeを主戦場にやっていくことになった石橋貴明との間に、本人たちも望まない「溝」ができてすれ違ってしまっているのでは？というのが、現在報じられているところだ。
実際のところは我々にはわからないが、せめてプライベートだけでも親交が続いていてくれればと願うばかりだ。
