お笑いカルテット「ぼる塾」のあんり(28)が1月29日、ニッポン放送のラジオ番組「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」にゲスト出演。メンバーである、きりやはるか(28)と田辺智加(39)がルームシェアを解消したことについて言及した。
「ぼる塾」は、活躍しだした時期が女性お笑いトリオ「3時のヒロイン」と近いことからも、なにかと比較されがち。そんな2組の特色や強みなども探ってみた。
ぼる塾のプロフィール
「ぼる塾」は、吉本興業所属の女性4人によるお笑いカルテットだ。元々は猫塾(田辺智加、酒寄希望)としんぼる(きりやはるか、あんり)という別々のコンビだったが、2019年より2組が合流し、正式に4人組として活動を開始したもの。

「ぼる塾」という不思議なカルテット名に疑問をもっていた人も多いかもしれないが、「猫塾」「しんぼる」それぞれのコンビ名の一部を合わせたもののようだ。
そんな「ぼる塾」のツッコミ担当であるあんりがこのたび笑福亭鶴瓶のラジオ番組に出演し、メンバーのきりやはるかと田辺智加(たなべ ちか)が同居を解消したことについて言及し、ウェブニュースとなっている。
田辺智加「2度とあの女とは住まない」
あんりが言うには、きりやはるかと田辺智加の2人は、一昨年からルームシェアを始めたが、昨年解消することになり、現在は別々に住んでいるという。
あんりはそんなメンバー2人について、「ケンカばっかりで。先輩なんですけど、はるちゃんが一切気を遣わないんで。田辺さんはメッチャ気ぃ遣いなんですよ。だから全然合わなくて」と明かした。
鶴瓶が「なんでシェアしようって言うたんや?」と2人の同居のいきさつを聞くと、あんりは「私は『住まない方がいい』って言ったんですよ」と前置きしながら、「ただ2人が、初めての一人暮らしは怖いからいったん2人で住みたい、ってなって。そんなに言うんだったら住んでみたら、って言ったら案の定、仲悪くなって」と話した。
さらに、「はるちゃん、田辺さんが食べてる量とか言う(指摘する)んですよ。料理とかしてると『そんなに食べるんですか?』とか(言う)」と、きりやはるかの気遣いのなさを指摘。そして、そう言われると田辺智加のほうも「あれ? 1人分のつもりなのに私、多く食べちゃってるのかしら?」って気にしてしまうようになった、と話した。
そのためそんな生活が続いた結果、「田辺さんは、はるちゃんがお風呂とか入ってる時にこっそり作って、自分の部屋に料理を持っていってこっそり食べる、みたいな生活になった」とあんりが話し、鶴瓶は「ルームシェアちゃうやん!」とあきれている様子だった。
そんなことが積み重なった結果なのか、今はもう同居を解消している2人。あんりは「はるちゃんは『さみしい、さみしい』って言ってるんですよ。『田辺さんともう1回、住みたい』みたいな。でも、田辺さんは『2度とあの女とは住まない』って」と明かした。
きりやはるかのほうは今でも田辺と住みたいが、一方の田辺のほうは、きりやはるかとの同居はもうこりごりだという。不仲とまではいかないが、2人が同居できるほどの親しさに戻ることはもうないのかもしれない。
お笑いトリオ「3時のヒロイン」と被る?
かつては女性のお笑いといえばピンかコンビといったところだったが、「ぼる塾」はコンビが2組統合したカルテットという珍しい形態をとっている。その一方で、お笑いトリオ「3時のヒロイン」と被るという意見も一部で聞かないわけではない。
「3時のヒロイン」は、リーダーの福田麻紀、ゆめっち、かなでの3人による女性お笑いトリオ。2019年の女芸人No.1決定戦「THE W」では優勝した実力派だ。
関連記事 3時のヒロインかなでが整形手術を告白し画像見比べ!実家がセレブでお嬢様?ホストに貢ぎ癖も | トレンド速報net (dethein.net)
多人数の女性グループということや、ふくよかなメンバーもいるということなどで、グループとしての立ち位置が若干被るように思われることに加え、「3時のヒロイン」が「THE W」で優勝したのと「ぼる塾」が活動を開始した時期がほぼ同じだったため、何かと比較されることが多いこの2組。
だが、こんにちに至るまで、ともに勢いは衰えることなく活躍し続けていると言えよう。ぼる塾が躍進した要因は、スイーツの女王・田辺智加のブレークも大きいだろう。
田辺智加が紹介したスイーツが飛ぶように売れるため、「田辺売れ」という言葉まで生まれた。ぼる塾がテレビに出だした当初は毒舌のあんりが中心だったが、今では田辺智加への番組出演オファーもかなり多い。
純粋な「お笑い」での実力派である『3時のヒロイン』と、情報番組でのトークなどで活躍する『ぼる塾』。一見立ち位置が被るように見える2組だが、それぞれ持ち味が違うことから、お互いに仕事を食い合うことは少ない様子。
2組とも勢いを落とすことなく売れているのはそのためだろう。今後もお互い刺激しあって、躍進を続けていくのではないだろうか。